気をつけて!実は面接の自己PRでマイナス評価を受ける人の3つの特徴

自己PRで落ちる人

就職・転職時の面接では、ほぼ必ず聞かれる質問である「自己PR」。
「PR(宣伝)なのだから、とりあえず自分の良い面を伝えればOK」と思っていませんか?

自己PRの内容や伝え方が適切でないと、それが不採用という結果に繋がってしまうこともあるんです。ここでは自己PRでマイナス評価を受けやすい人の3つの特徴と、改善するコツについて紹介していきましょう。

1)PR内容に根拠が無い

【NG例】
コミュニケーション力がある人間だと思っています。誰とでもすぐに打ち解けられ、仲良くなることができます。前職で磨いたコミュニケーション力を今後も役立てていきたいです。

自己PRとはその名のとおり自己申告制なので、言おうと思えば誰でも「コレが得意です」と簡単に言えてしまいます。しかしただ「得意です」「できます」というだけでは、面接官を納得させることはできません。また「なんでも」「誰とでも」「様々な」といった曖昧な表現も、説得力を失わせる原因です。

根拠の無い自己PRをするだけでは「論理的説得力を伴わない人間である」と判断されてしまいます。PR内容に根拠を持たせるには、以下のような点に気を配ってみましょう。

《根拠を持たせるためのコツ》
・資格・受賞経験があれば必ず入れる
・実績は人数・年数等の数値で示す
・能力を獲得した具体的エピソードを盛り込む

【OK例】
相手の世代を問わないコミュニケーションスキルに自信があります。学生時代から同世代の人間と仲良くなることは得意だったのですが、前職では高齢層やお子さん世代と関わることも多く、就職当初には世代差のあるコミュニケーションに戸惑うこともありました。

しかし相手と同じ語彙を使うこと、相手と同じ目線に立つことを意識し、年齢の差を埋めていけるようになりました。特に高齢者層の顧客からは多くの支持を頂け、関東圏総店舗・総従業員数600人における「お客様の声獲得数ナンバーワン」を受賞しております。今後もコミュニケーションスキルを一層磨き、御社の顧客満足度上昇に貢献したいです。

2)平凡な部分をPRしている

【NG例】
笑顔には自信があります。前職でも人と接する時には常に笑顔でいることを心がけ、職場を明るくすることに努めてきました。
PR内容が「誰でもできそう」と思われるものであるのは避けたいところです。インパクトに乏しいだけでなく、自分と周囲を客観的に比較できていないという悪印象を与えます。

例えば「普通免許を持っている」という自慢を、わざわざする人は居ませんよね。「職場で笑顔を心がける」といった姿勢は社会人としての必須スキルであり、その点をPRすることは「社会常識のレベルが低い」という強調にもなってしまいます。

反対に同じ「笑顔」というテーマでも、笑顔から得た業績・実績、良い笑顔を獲得するまでの課題と研究といった個性的なエピソードを折り込めば、スキルや能力としての評価を受けることが期待できます。

《PR内容を凡庸にしないためには》
・家族や友人と比較をしてみる
・家族や友人に自分の特長を聞いてみる
・ネットで一般的な基準を確認してみる
・実績や客観的評価を織り込む

【OK例】
笑顔のパワーでお客様との心の壁を壊し、信頼関係を築ける力を持っています。学生時代の接客アルバイトを通じ、本当の好感度を得るには主観的に「笑顔でいるつもり」でいるだけではダメだと痛感しました。そこからは自分の接客中の姿を動画や写真で確認し研究したり、相手の目をきちんと見て微笑むことを意識するようになりました。

結果としてアルバイト期間中には「スマイル賞」を獲得できた他、店舗の平均売上前年比130%上昇という実績を得ています。今後もこの笑顔の力でお客様との強い繋がりを作り、御社売上アップに役立っていきたいと考えています。

3)PR内容を業務に活かせるかが不明

【NG例】
・ホテルフロント業務応募で「AdobeIllustrator・Photoshopが得意です」
・国際対応が全く無い企業で「英語が得意でTOEFL700点台です」
・アパレル接客業務で「コツコツと作業をする力があります」
・実力評価主義・個人能力主義を謳うITベンチャー企業で「チームワークを大切にする協調性を持っています」

自己PRの時、企業側は「就職後に発揮できるスキル・能力・資質があるかどうか」を判断しています。いくら学生時代や前職では高評価された特長でも、応募する企業が求める資質とマッチしていなくては意味がありません。また趣味が講じて得た特技等を披露する場合でも、それが間接的にでも業務に活かせるのかを確認することが大切です。

《業務に活かせる自己PRを行うには》
・業務内容で求められる能力・スキルを予測する
・その業界で支持される人材モデルを調査する
・企業サイトをよく確認し、社風・経営理念等を把握する

企業や業務によって、求める資質やスキルは異なってきます。複数の企業の面接に対応できるような無難なPRをすると、それだけで不採用となってしまうケースも少なくありません。企業研究を怠らず、ひとうひとつの企業に合わせた自己PRを考えましょう。

《おわりに》

自己PRの3つの注意点はいかがでしたか? 自己PRでは上記3つの点に躓いてしまう人が多い分、予め対策をしっかり練っておけば周囲と大きく差を付けることができます。企業に合わせた自己PRで、自分の良い点を存分にアピールしてみましょう。

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